2026年5月19日

身体的拘束を最小化するための指針及び実施割合について(臼杵病院)

2026年6月1日更新

身体的拘束を最小化するための指針及び実績割合について

1. 目的

身体的拘束は、患者の生活の自由を制限することであり、患者の尊厳ある生活を阻むものです。
患者の尊厳と主体性を尊重し、拘束を安易に正当化することなく、職員一人ひとりが身体的・精神的弊害を理解するとともに、
身体的拘束を最小化する体制を整備し、患者の人権を尊重するとともに、当院における医療・看護・介護サービスの充実を図ることを目的とします。

2. 身体的拘束に該当する行為

患者又は他の入院患者の生命又は身体を保護するため、緊急やむを得ない場合の身体的拘束は、
「切迫性」「非代替性」「一時性」の3要素を満たした場合であり、可能な限り実施しないための努力をする必要があります。

当院における身体的拘束とは、患者の身体又は衣服に触れる何らかの用具を使用して、
一時的に当該患者の身体を拘束し、その運動や行動を制限することをいいます。

身体的拘束廃止・防止の対象となる具体的な行為には、以下のような行為が挙げられます。

  • 独り歩きしないように、車椅子や椅子、ベッドに体幹や四肢を紐等で縛る。
  • 転倒しないように、ベッドに体幹や四肢を紐等で縛る。
  • 点滴・経管栄養等のチューブを抜かないように、四肢を紐等で縛る、又は皮膚を搔きむしらないように手指の機能を制限するミトン型の手袋等をつける。
  • 自分で降りられないように、ベッド柵を囲む。
  • 車椅子からずり落ちたり、立ち上がったりしないように、Y字型拘束帯や腰ベルト等をつける。
  • 脱衣やオムツ外しを制限するために、介護着、いわゆるつなぎ服を着せる。
  • 他人への迷惑行為を防ぐために、ベッド等に体幹や四肢を紐等で縛る。
  • 行動を落ち着かせるために、向精神薬を過剰に服用させる。

ただし、他にも身体拘束に該当する行為があることに注意します。

3. 病院内における身体的拘束発生時の対策について

当院の「医療安全管理指針マニュアル」等によって適切な対応及び対策を行います。
緊急やむを得ない状況が発生し、「身体的拘束」を行う場合は、切迫性、非代替性、一時性の3要素を満たし、以下の手順により実施します。

  • 他の代替策を検討する。
  • 実施にあたっては、必要最小限の方法、時間、期間、実施方法の適正、安全性、経過確認の方法について検討を行う。事前に速やかに医師に判断を仰ぐ。
  • 事前若しくは速やかに、家族等に連絡する。
  • 事前若しくは事後速やかに、医師、看護職員並びに多職種が参加するカンファレンスを開催し、「身体的拘束」の理由、治療及び対応方針を確認し、看護計画を立案し介入する。
  • 緊急やむを得ず身体的拘束を行う場合には、患者の状態、緊急やむを得ない理由、目的、及び時間を記録する。また、毎日身体拘束の妥当性、解除に向けた検討についてカンファレンスを行い記録する。
  • 身体的拘束中は、電子カルテ上で看護指示の身体拘束の観察項目を入力し、原則2時間毎に観察し記録する。4点柵や拘束衣の場合は各勤務帯で観察して記録する。

4. 身体的拘束最小化チームの設置

身体的拘束最小化対策に係る専任の医師は院長、専任の看護職員は医療安全管理者から構成されるチームを設置し、以下のことを検討します。
身体的拘束最小化チームは、医療安全管理委員会、セーフティマネジメント委員会委員長で構成します。

  1. 患者に対する虐待、身体的拘束等に関する規程、マニュアル等を周知するとともに、活用状況から定期的に見直しを行う。
  2. 発生した「身体的拘束」の状況、手続き、方法について検討し、適正に行われているかの確認をする。
  3. 虐待また身体的拘束等の兆候がある場合には慎重に調査し、検討及び対策を講じる。
  4. 職員向け教育研修の企画・立案・実施。
  5. 日常的ケアを見直し、入院患者に対して尊重されたケアが行われているか検討する。
  6. その他必要と認められている事項。

5. 職員研修

  1. 身体拘束の最小化に関する研修会を年に2回以上開催する。
  2. 研修会終了後の新規採用者には、日程を決め研修を実施する。

6. 入院患者等に対する当該指針の閲覧

入院患者等に対する当該指針の閲覧については、各階の掲示板に掲示し、周知徹底します。

7. その他身体的拘束の最小化を推進するために必要な基本方針

身体的拘束等を実施しない医療・ケアサービスを提供していくためには、提供に関わる職員全体で以下の点について十分に議論して共通認識をもち、身体拘束等をなくしていくよう取り組む必要があります。

  • 事故発生時の法的責任の回避や人員が足りないことを理由に、安易に身体拘束等をしないこと。
  • 高齢者や高次脳機能障害を有する患者は転倒しやすく、転倒すれば大ケガになるという先入観だけで、安易に身体的拘束等をしないこと。
  • 認知症や認知機能障害を有するということで、安易に身体拘束等をしないこと。
  • 医療・看護・介護サービス提供の中で、本当に緊急やむを得ない場合のみ、身体拘束等を必要と判断すること。

身体的拘束最小化の基準に係る実施割合の計算方法

身体的拘束の実施割合は、以下の計算方法により算出しています。

身体的拘束の実施割合 =

直近3カ月間の入院料算定日数のうち、身体的拘束を実施した日数
÷
直近3カ月間の入院料算定日数

当院の身体的拘束最小化に係る実施割合

対象期間:2026年2月1日~2026年4月30日

直近3カ月間の入院料算定日数 直近3カ月間の入院料算定日数のうち、身体的拘束を実施した日数 身体的拘束の実施割合
5,321日 246日 4.62%

社会医療法人帰巖会 臼杵病院 院長

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三木 大輔

みえ病院泌尿器科部長

三木 大輔みき だいすけ

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大分医科大学医学部卒
泌尿器科専門医
泌尿器腹腔鏡技術認定医
泌尿器科指導医
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守山 正胤

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守山 正胤もりやま まさつぐ

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秋田大学医学部卒
秋田大学 医学博士
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みえ病院整形外科医長

岩﨑 理沙いわさき りさ

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緒方 良介

みえ病院呼吸器内科部長

緒方 良介おがた りょうすけ

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長崎大学病院医学部卒
日本内科学会内科専門医(新専門医)
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岩下 智彦

副院長・腎臓内科

岩下 智彦いわした ともひこ

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大分医科大学医学部卒
日本内科学会総合内科専門医
日本腎臓学会認定腎臓専門医
日本透析医学会認定透析専門医・指導医
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松山 幸弘

内科・消化器内科

松山 幸弘まつやま ゆきひろ

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久留米大学医学部卒
日本内科学会総合内科専門医
日本肝臓学会肝臓専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
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岩崎 元気

整形外科部長/整形外科

岩崎 元気いわさき げんき

経歴
大分大学医学部卒
日本整形外科学会専門医
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岩見 孝景

内科副部長/内科・循環器内科

岩見 孝景いわみ たかひろ

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山口大学医学部卒
山口大学 医学博士
日本循環器学会専門医
日本内科学会総合内科専門医
日本心血管インターベンション治療学会専門医
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藤田 直子

内科・呼吸器内科・リハビリテーション科

藤田 直子ふじた なおこ

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大分大学医学部卒
日本内科学会認定内科医
日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医
日本呼吸器学会専門医
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後藤 誠

副院長・整形外科

後藤 誠ごとう まこと

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産業医科大学医学部卒
日本整形外科学会 専門医
日本整形外科学会運動器リハビリテーション医
日本整形外科学会スポーツ医
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松尾 則義

会長(外科・内科)

松尾 則義まつお のりよし

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熊本大学医学部卒
日本外科学会専門医
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中尾 寛子

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中尾 寛子なかお ひろこ

経歴
長崎大学歯学部卒
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腎臓内科

植田 薫うえだ かおる

経歴
久留米大学医学部卒
日本腎臓学会専門医
日本透析医学会専門医
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首藤 治

帰巖会理事長・ 麻酔科部長

首藤 治しゅとう おさむ

経歴
京都府立医科大学医学部卒
日本麻酔科学会指導医・専門医
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田中 秀幸

副院長・医局長・心臓血管外科部長

田中 秀幸たなか ひでゆき

経歴
大分医科大学卒
大分大学医学博士
日本外科学会専門医、指導医
心臓血管外科専門医、修練指導医
脈管専門医
血管内焼灼術実施医
インフェクションコントロールドクター
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濱田 一也

副院長・ 脳神経外科部長

濱田 一也はまだ かずや

経歴
熊本大学医学部卒
熊本大学医学博士
日本脳神経外科学会専門医
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外科副部長

平山 純一ひらやま じゅんいち

経歴
大分医科大学医学部卒
外科・消化器外科
日本外科学会専門医
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山根 圭太郎

外科部長/外科・消化器外科

山根 圭太郎やまね けいたろう

経歴
大分医科大学医学部卒
日本外科学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
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松尾 則義

会長

松尾 則義まつお のりよし

経歴
熊本大学医学部卒
外科・消化器外科・麻酔科
麻酔科標榜医
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宇野 博之

消化器内科部長/内科・消化器内/

宇野 博之うの ひろゆき

経歴
福岡大学医学部卒
福岡大学 医学博士
日本消化器内視鏡学会指導医
日本消化器病学会指導医
日本内科学会認定医
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堀内 桂輔

内科医長/内科

堀内 桂輔ほりうち けいすけ

経歴
東北大学医学部卒
東北大学 医学博士
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小栁 雅孔

院長・循環器内科部長/内科・循環器内科

小栁 雅孔こやなぎ まさみち

経歴
九州大学医学部卒
九州大学 医学博士
日本循環器学会専門医
日本内科学会総合内科専門医
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原田 勝久

院長・外科

原田 勝久はらだ かつひさ

経歴
大分医科大学医学部卒
外科学会専門医
消化器病専門医
消化器内視鏡専門医
消化器外科認定登録医
がん治療認定医
消化器がん外科治療認定医
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雄山 浩一

消化器内科・内科

雄山 浩一おやま こういち

経歴
秋田大学医学部卒
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井原 和彦

整形外科

井原 和彦いはら かずひこ

経歴
京都大学医学部卒
日本整形外科学会 専門医
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田島 篤

脳神経外科/リハビリテーション科

田島 篤たしま あつし

経歴
大分医科大学医学部卒業
日本脳神経外科学会脳神経外科専門医
日本脳卒中学会脳卒中専門医
日本神経内視鏡学会技術認定医
日本リハビリテーション学会認定臨床医
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松山 幸弘

内科・消化器内科

松山 幸弘まつやま ゆきひろ

経歴
久留米大学医学部卒
日本内科学会総合内科専門医
日本肝臓学会肝臓専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
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