理事長挨拶
理事長挨拶
社会医療法人 帰巖会
理事長首藤 治
私たちが関わるすべての方々の幸せを目指して
帰巖会は、1885(明治18)年の「岡本醫院」に始まり、138年以上の長きに渡り、明治、大正、昭和、平成そして令和と続く激動の時代の荒波の中で柔軟に形を変え、常に地域に必要な医療と介護サービスを提供してきました。
2010(平成22)年に三重町にあった県立三重病院の縮小・閉院により生じた救急医療の空白を埋めるべく、帰巖会みえ病院の設立と共にその機能や内容の充実を図ってきました。
2015(平成27)年に二次救急医療機関の指定、2019(平成31)年には心臓カテーテル検査と、狭心症や心筋梗塞に対するカテーテル治療を開始し、2021(令和3)年には高速高精細冠動脈CTの導入や救急救命室ERの拡張工事を行いました。
また、介護サービス分野では、介護老人保健施設泉の里やケアホーム青いみちIKI本館と認知症専門老人ホームであるおれんじ館、臼杵市のケアホーム竹あかりを整備し、併せて、住み慣れた地域で最期まで暮らし続けることができるよう、訪問看護ステーションやホームヘルパーステーション、訪問リハビリテーション、訪問診療など在宅事業にも力を入れているところです。
臼杵市にある臼杵病院は、主に中等症までの急性期治療と長期療養が必要な方々の受け入れを行い、あさじ町クリニック(豊後大野市朝地町)と直耕団吉野診療所(大分市)は、人口減少の中で心細い思いをされているへき地の皆様にとって頼りにされるかかりつけ医として重要な役割を担っています。
私達帰巖会はこれからも大分県中南部の広い領域で、豊後大野市と臼杵市の急性期から回復期、そして在宅医療と介護サービスの充実を目指していきます。
こうした私達の関わりが広く人々の健康と福祉に貢献すること、そしてなにより地域の皆様とともにより良い、生きやすい社会を作っていくことが私達の目指すところであり、帰巖会のミッション、使命であると考えています。