痔核(いぼ痔)と臼杵病院で行っている治療について
臼杵病院では、痔核(いぼ痔)の硬化療法を行っています
外科 原田医師が 担当します → 診療担当表
痔核の治療について → コチラ
~~肛門の病気(痔)について~~ 外科 原田 勝久
肛門疾患には主に、痔核、裂肛、痔瘻があります。
痔核は肛門の奥にできる内痔核と肛門周囲や肛門下部にできる外痔核があり、静脈がうっ血して腫れ出血を伴います。内痔核が脱肛したり、外痔核では痛みを伴います。内痔核には硬化療法が適応ですが、脱肛を伴うものや外痔核を伴うものは痔核切除術が必要です。
裂肛は肛門の一部が裂け傷ができたもので、痛みと出血を伴います。これを繰り返すと慢性裂肛・肛門潰瘍となり狭窄を伴って排便困難になります。肛門狭窄に対しては肛門狭窄形成術(皮膚弁移動術など)を行います。
痔瘻は肛門腺から続く膿の管ができたもので、肛門周囲膿瘍として発症することがあります。肛門周囲膿瘍に対して切開排膿後、瘻管開放術や瘻管くりぬき閉鎖術などを行います。
この1年間、肛門疾患に特化した研修を積んできましたので、その経験を臼杵で生かしていきたいと思います。臼杵病院でも内痔核に対する痔核硬化療法ができますので痔でお悩みの方は受診いただければと思います。
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