2017年09月13日
透析室にて、鍼灸師によるマッサージサービス開始しました!
透析患者さんは、足の血流が悪くなり足の倦怠感、むくみ、つりなどがよく起こります。
当院では、毎週月曜日、火曜日に鍼灸師による足のマッサージを行っています。
患者さんからは「足のつりがなくなった」「夜眠れるようになった」「食欲が出てきた」と
嬉しい言葉をいただいています。
鍼灸師は
「腎臓の悪い患者さんは、血のめぐりの悪い方が多いので、
経絡を刺激することでめぐりをよくする効果を狙っています。」
「患者さんから、よくなった話を聞くと何より嬉しいです」
と話しています。
■透析室について■
透析患者さんは、足病変のリスクが高く、透析歴が長くなると全身の動脈の壁が石灰のようにかたくなってきます。
詰まってしまうと足の切断にいたってしまうケースがあります。
当院では、足病変のある患者さんには、糖尿病療養指導士が足(指・爪も含めて)のケアを行います。
また、足の末梢動脈閉塞患者を早期に発見するために月に1回、看護師がチェックシートを用いて観察を行っています。
それをもとに患者さん自身が自分の足は自分で守ることができるように指導致します。